西日暮里 スナック「めぐみ」ママの酔っぱらい日記

大自然のエナジーを感じるナチュラルな私

HP MicroServerをNAS4freeで運用して5年経ったので、HDDを3TB→6TBに換装した

こんにちは、ひでシスです。

 

ウチにはMicroServer HP ProLiant N54Lがありまして、Weston DegitalのGreen 3TB HDDを2本差ししてZFSRAID 1を組んで運用していました。

運用開始は2015年1月ですので、ザッと5年ぐらい運用してきました。WDのHDDは壊れることもなく正常に動いていてくれました。

さて、今回このHDDの空き容量が170GBぐらいになってきた+5年も運用していると経年劣化で壊れそうで心配とのことがあったので、6TBのHDDに交換することにしました。

 

アキバで購入

最初はHDDをAmazonで買おうかと思っていたのですが、レビューで「梱包が甘くてHDDが段ボール箱の中を暴れまくってた」みたいな意見がいくつか見受けられたので、自分でアキバに行ってHDDを購入することにしました。

 ドスパラで、au Payを使ってWeston Degital Blueの6TBとSeagateの6TBを購入です。「RAID 1を同じ型番のHDDで組んじゃうと、同時期に壊れやすいし意味ない」みたいなイメージがあったので、メーカーを分けました。

 

HDD組み込み

HDD組み込みが4台入るPCのに元々2台入っていたので空きスペースが2つあります。分解して掃除して追加で2台をぶっこみました。

f:id:hidesys:20200212023546j:plain

SATAのケーブルがどうしても外れなくて2時間ぐらいかかりました。

ZFSの既存ミラーへのアタッチと同期

NASのソフトウェアは「NAS4free」を使っています。FreeBSDベースのNAS用OSです。5年間問題なく運転できているので超安定したソフトウェアです。

https://www.xigmanas.com/

ディスクの認識

f:id:hidesys:20200212023708p:plain

「コンフィグの消去とディスクのインポート」ボタンを押すと、ada0とada2が新規デバイスとして現れます。それを確認したらSSHで筐体につなぎに行って

sudo su

zpool attach tank ada1 ada0

zpool attach tank ada3 ada2

と打ち込み、新規追加されたデバイスを元々存在したデバイスのミラーに追加します。(tankはZFSプールの名前です)

参考文献はこれ→ https://docs.oracle.com/cd/E19253-01/819-6260/gcfhe/index.html

するとすぐにデータの同期が始まります。

「resilvering」って出てるのが「データの再同期中やで」って意味です。約1日かかりました。

 

旧HDDのデタッチと取り外し

「resilvering」が消えたら旧いHDDを取り外せます。

SSHで繋いで

sudo su

zpool detach tank ada1

zpool detach tank ada3 

 って打つと旧いデバイスがミラーから消えます。で、PCを分解して旧いHDDを取り外して再起動します。

HDDの番号は再度振り直されるので、新しく「ada0」と「ada1」になってますね。

 

このままだとtankの容量が3TBのままなので、「新しいHDDの容量に合わせて拡張して大丈夫だよ」と教えてあげます。

sudo su

zpool online -e tank ada0

zpool online -e tank ada1 

 結果

できました。

 

まとめ

なんだか簡単すぎで張り合いがないですね……。ZFS最強すぎです。また途中でファームウェアのアップデートもしたんですが、全く問題が起こりませんでした。


RAID 5とか6とかZはストライピングされててトラブル時の復旧が難しいし、柔軟にミラープールに入れたり出したりし辛いので、素直にRAID 1を使ったほうが良いです。


NAS4free(新名称はXigmaNAS)みなさん使ってドネーションしてあげてください。

https://www.xigmanas.com/

4/22(日)今日はユニクロに行きました

10時半に起床。12時からねかまくんと約束してたので駅で待ち合わせ。中華料理を食べてから、ねかまくんの家で少し話した。彼は未来を見通す力と、動くための精神力が備わっているのですごい。数年後に大化けすると思う。

 

歩いてユニクロの五反田TOC店まで。目黒から五反田まで歩くのはやり過ぎだったと思う。値下げされている服を何着か買ったんだけど、1280円のものばかり選んでいるつもりだったのに1980円のものが思いがけず混じっていてミスった。あああ。

ユニクロで前回買ったのはインドネシアから飛行機で東京へ飛んできて就活の面接を受けに来た時だったなぁと思い出す。日本の住民票を抜いてインドネシアの滞在権を持っていると、ユニクロで買い物をしても「物品を実際に消費するのは外国」ということになるので消費税の支払いが免除される。で、免税レジに並んでたら「日本人はこちらのレジにお並びください」って言われて、「ぼくも免税です」って返して会計をしたら、店員に商品を袋詰されながら「本当に日本語がご上手ですね」って褒められた。

 

VTuberって流行ってるな〜と思う。やりたいな、と思うんだけど、そんなことをしてる暇があったらコミティアの原稿を描かないといけないのというのがあって、結局何もしないまま日を過ごしてしまった。

4/16(月) さくらんさんと会った。砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない。

朝。8時半に起きてゴミ出し成功。ハァハァ。

 

9時からさくらんさんと会って無限にとりとめのない話をして、15時に別れた。6時間も遊んどる……。

 お金は実弾で、子供の「私はこう生きていきたい」という言葉は砂糖菓子の弾丸だ。甘い弾丸には現実を打ち破る力は存在しない。そのことをぼくたちは砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないで学んだ。

さくらんさんが「治療文化批判の人たちに『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』をぶつけてみたい」と言ってた。砂糖菓子の弾丸の内容は次の通り。ヒロインの海野藻屑ちゃんは虐待児なんだけどもストックホルム症候群にかかってて、虐待されるのは苦しいという意識はあるものの破綻した親のもとへ帰ってしまい、最終的に殺される。主人公は彼女を救えない。LGBTPZNの議論とも被るが、たしかに、子供の主体的な権利を認めること(子供が自発的に「セックスしたい!」と言い、セックスした場合に、それを幼児虐待と見做さず正当な権利行使として認める立場)と、発達障害ADHDを病気として治療しようとする立場、そしてストックホルム症候群にかかっている虐待児(虐待をされるのに親元へ帰ってしまう)を『保護』する立場の理論的整合性をつける必要はあると思う。まぁストックホルム症候群に罹るのは子供だけではないので子供に限ったことじゃないか。精神障害者から権利を剥奪することができるということは法律に明記されているけども、洗脳された人間を『保護』するという発想は、自分の意志で様々に物事を決めるという近代以降の人間像とは当てはまりが良くないなぁと思う。

 

そのあとリーンスタートアップを読み進めたりした。う〜ん……、この日はあんまコード書いてない。

4/15(日) 計測は大切

昨晩は横浜から帰ってきて早めに寝ようと思ったんだけど、ミスって夜中にtodeskingさんがツイートしてた花板虹子を全巻読んでしまって3時40分に寝たので体調が悪い。

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起きたのは10時。

 

Mixpanelっていうサービスの利用状況のデータを取ってグラフィカルに表示して分析できるツールを導入しようと思って、全部Rails側で書いたんだけど、あんま良くないという話になった。Mixpanel側でユーザーの情報を取れないのと、リクエストが詰まるからというのが理由らしい。なるほど。

昨日のじょうごグラフの話もそうだけど、やっぱり計測は大切だと思う。「会議で頑張ってひねくり出した機能をリリースしたら、どうやらユーザーも喜んでるっぽい。やったね!」じゃダメで、結果は純粋にその機能による効果を測定できる数字で確認しなきゃいけない。前職で予算の数字をいじる仕事をさせられてたのに腹が立ってきた。比較元をいじってしまえば実績の数字が出てきても的確な事業判断ができない。それぐらい2人で事業をやっててもわかることなのに、あの会社はアホなのだろうか……。

 

夜ふかししてしまい6時に寝た。健康がヤバい

4/14(土) 日本郵船氷川丸・日本郵船歴史博物館@横浜

車体に使われているステンレスのエレガントな輝きを楽しみながら東急東横線で横浜まで行きました。横浜へ引っ越した友達と会うためです。

 

横浜駅でランチ。チャイを友達に送ったのだけどログインもしてなさそうだったので「なんでなん」等聞き、ユーザーインタビューをする。たしかにちょっとわかりにくいかもしれない。

Webサービスを運営しているとじょうごグラフというという考え方があって、サイトにアクセスしたユーザーの内何人がログインしたか、ログインしたうち人からチャイを受け取ったのは何人だったか、人からチャイを受け取った内チャイを1回以上人に送信したのは何人か、複数回送信したのは何人か、課金したのは何人か。というのを出せるわけです。で、詰まってる割合の多いステップを改善したりする。前に居た会社ではこうやって市場と近いところで自分で考えて行動して結果を出していく、みたいのがなかったので、面白い。(面白いというか、どんどん実験をしたくなる)。ちなみにわりと数値はいい感じです。

 

ぼくが「日本のサクラダファミリアと呼ばれている横浜駅を外から見てみたい!」って言ったので、とりあえず東口と西口を往復して外から駅舎を眺めた。特に感動はない。デカいロータリーとかがあったら見栄えがするんだろうけど……。

みなとみらい線に乗ってみなとみらい駅まで。海岸を歩いてたら日本郵船の昔使ってた船をそのまま使った博物館があったので入った。船の博物館と建物の博物館の入場券がセットで500円なので安くて嬉しい。

www.nyk.com

(ogp埋め込みしてないのか……。)

 

氷川丸は客船時代を回復した内装になってて機関室でエンジンの中身まで見れる。船好きにもデカいエンジニアリング好きにも楽しめると思う。異性交友だとこんなにゆっくり見れないだろう、と思うぐらいゆっくり色んな所を見た。氷川丸って第二次世界大戦中は徴用されて病院船になってたんだけど、そのことを説明したパネルはあんまりなくてちょっと不満だった。

 

船の中を2.5時間ぐらいかけて回った後に、日本郵船歴史博物館の方へ行く。こっちは日本郵船の社史を勉強できるタイプの博物館で、また感じが異なって面白い。第1回目の株主総会の議事録とかがあった。三菱財閥が明治政府とくっついて利益を上げて誕生した財閥であることがわかるような説明文をちらほら見かける。「三菱重工業は、『政府のお仕事を俺達は担ってるんだ』という意識があってすごい」という話を聞いたことがあるけど、たしかに生まれからしてさもありなんという感じだ。住友財閥では「政府のお仕事」みたいな意識はあんまり感じたことはなかったし、どっちかというと社会貢献を重んじてたと思う。

第二次世界大戦についての展示が充実してて面白かった。ある船が真珠湾攻撃の時に囮船として沈められたこと、政府に船が徴用されて沈められまくった(185隻を失った)ことについてブチギレてた。しかも政府による戦時補償はゼロだったらしい。じゃあどうして日本が海運に返り咲いたかというと、主にGHQが世界の赤化に警戒して日本郵船に自由にビジネスをやらせたこと、あと朝鮮戦争の特需のおかげらしかった。ゲーム理論は大切だし、時流にうまく乗れたという感じもする。

 

合計4.5時間ぐらい博物館を回って流石に疲れたので、サイゼで2人でピザとアイスシナモンフォッカチオをドリンクバーを頼んで休憩した。相手の近況はそれなりに楽しいらしい。いいことだとおもう。

それから電車で帰路についた。(桜木町駅から目黒駅までは、初乗りを2回払うJR線・東急線のルートの方が、JR線だけのルートより安い)