西日暮里 スナック「めぐみ」ママの酔っぱらい日記

大自然のエナジーを感じるナチュラルな私

4/14(土) 日本郵船氷川丸・日本郵船歴史博物館@横浜

車体に使われているステンレスのエレガントな輝きを楽しみながら東急東横線で横浜まで行きました。横浜へ引っ越した友達と会うためです。

 

横浜駅でランチ。チャイを友達に送ったのだけどログインもしてなさそうだったので「なんでなん」等聞き、ユーザーインタビューをする。たしかにちょっとわかりにくいかもしれない。

Webサービスを運営しているとじょうごグラフというという考え方があって、サイトにアクセスしたユーザーの内何人がログインしたか、ログインしたうち人からチャイを受け取ったのは何人だったか、人からチャイを受け取った内チャイを1回以上人に送信したのは何人か、複数回送信したのは何人か、課金したのは何人か。というのを出せるわけです。で、詰まってる割合の多いステップを改善したりする。前に居た会社ではこうやって市場と近いところで自分で考えて行動して結果を出していく、みたいのがなかったので、面白い。(面白いというか、どんどん実験をしたくなる)。ちなみにわりと数値はいい感じです。

 

ぼくが「日本のサクラダファミリアと呼ばれている横浜駅を外から見てみたい!」って言ったので、とりあえず東口と西口を往復して外から駅舎を眺めた。特に感動はない。デカいロータリーとかがあったら見栄えがするんだろうけど……。

みなとみらい線に乗ってみなとみらい駅まで。海岸を歩いてたら日本郵船の昔使ってた船をそのまま使った博物館があったので入った。船の博物館と建物の博物館の入場券がセットで500円なので安くて嬉しい。

www.nyk.com

(ogp埋め込みしてないのか……。)

 

氷川丸は客船時代を回復した内装になってて機関室でエンジンの中身まで見れる。船好きにもデカいエンジニアリング好きにも楽しめると思う。異性交友だとこんなにゆっくり見れないだろう、と思うぐらいゆっくり色んな所を見た。氷川丸って第二次世界大戦中は徴用されて病院船になってたんだけど、そのことを説明したパネルはあんまりなくてちょっと不満だった。

 

船の中を2.5時間ぐらいかけて回った後に、日本郵船歴史博物館の方へ行く。こっちは日本郵船の社史を勉強できるタイプの博物館で、また感じが異なって面白い。第1回目の株主総会の議事録とかがあった。三菱財閥が明治政府とくっついて利益を上げて誕生した財閥であることがわかるような説明文をちらほら見かける。「三菱重工業は、『政府のお仕事を俺達は担ってるんだ』という意識があってすごい」という話を聞いたことがあるけど、たしかに生まれからしてさもありなんという感じだ。住友財閥では「政府のお仕事」みたいな意識はあんまり感じたことはなかったし、どっちかというと社会貢献を重んじてたと思う。

第二次世界大戦についての展示が充実してて面白かった。ある船が真珠湾攻撃の時に囮船として沈められたこと、政府に船が徴用されて沈められまくった(185隻を失った)ことについてブチギレてた。しかも政府による戦時補償はゼロだったらしい。じゃあどうして日本が海運に返り咲いたかというと、主にGHQが世界の赤化に警戒して日本郵船に自由にビジネスをやらせたこと、あと朝鮮戦争の特需のおかげらしかった。ゲーム理論は大切だし、時流にうまく乗れたという感じもする。

 

合計4.5時間ぐらい博物館を回って流石に疲れたので、サイゼで2人でピザとアイスシナモンフォッカチオをドリンクバーを頼んで休憩した。相手の近況はそれなりに楽しいらしい。いいことだとおもう。

それから電車で帰路についた。(桜木町駅から目黒駅までは、初乗りを2回払うJR線・東急線のルートの方が、JR線だけのルートより安い)