西日暮里 スナック「めぐみ」ママの酔っぱらい日記

大自然のエナジーを感じるナチュラルな私

8/11 宗教と民衆とアヘンと持続可能な社会

9時に起きたのに、ご飯食べずに寝転がっていて何もしなかった。院試勉強始める。暗記科目16pぐらい読んだ。やばい。

 

宮下春樹がネトラジをしてたので聴いた。彼が啓示を受けたとtwitterでpostしてたとき、周囲の反応やtogetterでのコメントなどを見てて、この人達はいったいどこに立って啓示などありえないだの病院に連れてけだの言ってるのかと唖然とした。とかpostしてたらそのあとサークルで数少ない同回にリムられてた。因果関係があるかどうかしらんけど、悲しい。

さて。啓示を受けたことのない人が、人の啓示を受けたという主張を何の根拠もなく、デタラメだの精神病だのと言ってバカにするのは狂ってると思う。それは自分には判断できないことでしょう。ちなみに、僕は個人的には彼が預言者であることは怪しいと思ってて、でも否定するには証拠が足りない状況。でも、こんな接し方をしてる人は、本当にそういうことがあったときにわからないのでは。

うーん、やっぱり、多くの人々は、たとえば「神に救われている」という気付きを心の中だけで得ることは難しくて、だからこそ「こういうキセキがあったから俺は神に救われてる」とか「こんなに施しをしたんだから俺は神に救われるはずだ」に傾いてしまうのかなぁと思った。ちなみに、僕は唯一神というアイディアは相当怪しいと踏んでる。

 

マルクスは「宗教は民衆のアヘンだ」って言った。どういう文脈かっていうと、貧困に陥った労働者にとって宗教は唯一の救いに感じられるんだけど、でもそれは苦しみを鈍化させるだけで問題を解決しないよ、っていう文脈で。で、経済領域の矛盾が思想領域に影響を及ぼして、共産主義革命が起こると信じた。

僕は持続可能な社会への転換を企てている。新しい社会への転換は、もちろんマルクスの言ったように、経済領域の行き詰まり(石油の枯渇とか)が起こって「持続可能な社会に転換しよう」と思想面に影響が出ることでも転換できる。

でも、それじゃあ遅すぎるんだ。急激なショックで社会は混乱する。それを避けるためにソフトランディングを目指してる。思想面からの改革、つまり「持続可能な社会に転換するとこんなにいいことがありますよ」って人間の想像力をかきたてて実際の行動まで変えてしまおうというコンセプトだ。これのためには、ちょっとびっくりするようなことでもまず否定から入らないで話を聴いてみる姿勢が必要かな、と思った。

なにせ、物量的な成長を止めて質的な発展へ転換しようという主張は、成長に依存してきた社会にとってはとってもトリッキーな提案なんだから。